本文へスキップ

マイクロバブル専門。株式会社RSテクノロジーです。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.03-5817-4419

〒110-0016 東京都台東区台東1-14-7

マイクロバブルMicro Bubble

マイクロバブルとは

マイクロバブルは微細な気泡の事。泡イメージ
直径50μm以下の気泡になると、通常の気泡とは、異なった性質が現れる。

マイクロバブルは2種類ある。
50μm以下をマイクロバブルと呼び、
50〜20μmまでは粗いマイクロバブルで油の樹脂に有利である。
20μm以下は自己収縮により限界時に圧壊をして気泡
一部がナノバブル化するので表皮組織に入りこむ。
入浴時や野菜の洗浄中に表皮組織に入りモイスチャー(保水)効果を出し、
表皮組織に対して残留農薬を押し出す効果がある。
マイクロバブル自体も葉物等の毛の奥まで入り込み洗浄出来る。

高濃度マイクロバブルの商業用用途について

題名の「高濃度マイクロバブルの商業用用途について」と題しましてお話しを致したいと思います。ビール
まず、マイクロバブルとは何ぞやとのことで。
一番想像しやすいのは皆さんの好きなビールの泡。
この泡はビールの味覚を飛ばさないようにと泡が封印していることはご存知のごとく。
マイクロバブルの泡。
マイクロ。50ミクロン今は50マイクロというのだそうですが1000分の5ミリ。
女性の髪の毛が1000分の80ミリですから想像するに小さい単位となります。
その直径50マイクロの泡に大きな効果が隠れています。
まず、大きく分けて三つの特徴があります。

自己加圧効果

漢字から想像するに自分で圧力を高める効果です。
50マイクロのミクロの世界になりますと泡の表面張力(界面張力とも言う)の力が大きくそれによりまして、
自分で小さくなる現象が現れます。
それに反して内部の圧力が高くなり、消滅寸前に数千気圧、数千度の熱。
これをホットスポットというのですが、この圧壊現象が現れます。
ただし、極小泡の一瞬のことですので人間の感覚ではわかりません。
それと同時に衝撃波が発生します。
これを利用して水中のごみなどを分解してしまう。
また、ウィルスなどを死滅させ、さらに、ガンの治療にも応用されようとしています。
この極限反応場はきわめて微小な範囲であるものの
周囲を取り巻く水を強制的に分解できるほど強力であり、OHラジカルなどのフリーラジカルを発生させます。
(他の分子から電子を奪い取って安定化しようとするため、極めて強い酸化能力を持つ状態)

帯電

泡にマイナスの電子、電気が帯電していることです。
この理由はまだ解明されていませんがイオンの関係ではないかと言われています。
このマイナスの帯電によってプラスの電気も当然にあるわけでして
それが水中で浮遊しているごみ等の浮遊物(有機物)なのです。
電気の性質上プラスとマイナスはくっつきます。
そして、その泡とごみとがくっつきながら浮遊して先程の自己加圧効果にとって分解され、
分解が不十分のものはまた、次の泡がくっついて同じことを繰り返していきます。
これが浄化作用といわれるものです。
また、マイナスの電位が泡にありますことはお互いの泡がマイナスの電位を帯びていますので反発しあい合体しないのも泡が大きくひとつにならない理由です。

気泡溶解

気泡の溶解効率が上がることです。
気体は圧力に比例して水の中に溶解する。(ヘンリーの法則)
小さな気泡ほど気体の溶解能力が高いことです。
単純な比較ですが直径10マイクロメートルのマイクロバブルは1ミリの気泡に比べて
二千万倍の気体溶解能力を持っていることです。
これは何を意味するかといいますと酸素(空気)マイクロバブルではよどみのある河川、ダム、港での酸素欠乏が原因のひとつであります、環境汚染の改善のためにこの方法をとると通常のバブリングでは直径1ミリの気泡は一分間に5〜6メートルも上昇するが直径10マイクロメートルのマイクロバブルは3ミリ程度しか上昇しない。
気泡の上昇速度が極めて穏やかなために水域を攪拌することがなく、
底部のヘドロや汚染された水を表層に持ち上げることがないうえに
有効酸素濃度を高める作用を起こしバクテリアを増殖して水質浄化を促進します。
以上。まずはこの3点の特徴があります。

利用方法<医療>

 では、どのような利用方法があるかといわれますと、まずは医療関係では先程の自己加圧効果の消滅(圧壊)時の高温(ホットスポット)を利用した、がん治療です。
ガンは細胞の突然変異ですので正常な細胞は整然として細胞から出来ていますが、がん細胞は不自然な細胞配列によりそこに50マイクロのマイクロバブルが滞ると押し合いへし合いの満員電車のようになります。
そこに外部から超音波を当てると超音波の振動でマイクロバブルが振動して
発熱してガンを死滅させてしまいます。
しかし、正常な組織はよどみがないので発熱しないのです。

利用方法<食品>

 また、食の関係では養殖の牡蛎にマイクロバブルを一定期間当てますと成長が著しいこと。
小松菜などの葉物野菜にもこの現象が起きます。
さらに最近ノロウィルスが話題になっていますが、
養殖の牡蛎を市場に出荷する前に蓄養という1〜2日程度水槽に保管し
消毒法としてオゾン消毒を行っていましたが、ウィルスというのは耐抗菌の性質があり、徐々に菌が強くなります。
そこで、マイクロバブルとオゾンを組み合わせて殺菌を行うとごく微量のオゾンで殺菌効果と牡蛎の身の洗浄効果を併せ持たせた効果が出てまいりまして大変な話題になりました。
同じことですが、私の方でも野菜洗浄にも応用範囲はないかと研究をお願いしているところです。
でも従来の消毒法(厚労省から洗浄殺菌剤として指定されている次亜塩素酸ナトリウム)
プラスマイクロバブルを使用したところ一般生菌が七分の一に減った評価も出てきております。
さらに踏み込んだ研究を現在も研究中であります。
このように従来からの消毒法では耐抗菌の増殖により消毒液の濃度を濃くして行きますと味覚の低下がおきますし葉物野菜は変色します。さらに食の安全の見地からも有効であると推測します。
また、宮崎大学でのご研究によりますと鳥のプロイラーに対しては従来毛穴の中の殺菌が出来ませんでしたがマイクロバブルの方法で殺菌が可能になったとの話を聞いております。

利用方法<工業>

次にマイクロバブルの工業的な用途としては河川、港、ダムなどの閉鎖領域にあります酸素欠乏によります改善を行うことがつくばの産総研にてご研究されております。
また、この原理のひとつにはバブリングという従来の酸素供給による有効酸素濃度の改善とバクテリアの繁殖によります。なぜ、オゾンを含めるか、それは有効酸素濃度が高いと雑菌の肥大化にも繋がる場合もありまして先程の野菜洗浄での研究でもマイクロバブルのみでは雑菌の繁殖を一部見受けられました。
推論ではありますが、薬液等を加えることによりマクロバブルが広範囲な比表面積の広がりからその薬液の効果を倍増させたのではないかと思います。
このようにマイクロバブルの効用はまだまだ未知数ですが私どもの扱っています高濃度マイクロバブルはマイクロバブルが出来るとさらにナノバブルも副産物として発生いたすところが違います。

ナノバブル

このナノバブルは直径1000万分の1ミリで
先のマイクロバブルは泡が白かったのですが
このサイズでは視認(透明な為)することはできません。
この領域になりますと海水魚と淡水魚が一緒の水槽で泳ぐことが出来ます。
まだ、メカニズムはわかりませんが産総研の高橋先生は
ナノバブルの表面のイオンが作用させて安定化させているのではないかと言われています。

かまぼこ工場での防腐剤の代わりにナノバブルを入れたことにより色と風味が良くなった。
ナノバブル洗浄により生牡蛎の出荷、
医療現場では自治医科大の北条医師によるラットでの動物硬化の内皮の炎症を100パーセント抑えることができたとの研究、ドナー移植での臓器保存液の代わりにナノバブルで行ったところ今までの3時間半の制約が長時間に伸びたことによる遠距離からのドナー提供、手術時間の余裕が生まれたとTBS報道で特集しているのを拝見したことがあります。

まとめさせていただきますと、
1000分の5ミリのマイクロバブルは洗浄向けに
10000分の1のナノバブルは浸透性の利点をいかした用途にと活用法が無限大にあると思われます。
以上のようにいろいろの用途に可能性を秘めている
マイクロ・ナノバブル水は今後もっともっと注目されていく製品と信じております。
是非、身近なところでのマイクロバブルの効果をお試しいただき、
現在のシステムの効率を上げることをご検討いただければ幸甚です。




RS Tecnorogy株式会社RSテクノロジー

〒110-0016
東京都台東区台東1-14-7
TEL 03-5817-4419
FAX 03-5817-4429
営業時間:平日9:30〜16:00
定休日:土日祝休